2026年2月、冬の冷たい空気が残る東京に帰省したタイミングで、大門の交差点から少し入った場所にある「すしとおでん にのや」に行ってきました!
洗練されたモダンな暖簾をくぐると、店内には澄んだ出汁の良い香りとやわらかな湯気、そして楽しそうな客声が心地よく響いていました。日本の伝統的な「おでん」と「寿司」を、現代の軽やかなセンスで楽しめる今注目のネオ居酒屋です。
📌 Quick Info
| 項目 | 詳細 |
| 📍 エリア | 東京・大門 / 浜松町 |
| 📅 訪問年月 | 2026年2月 |
| 🍴 ジャンル | ネオ酒場・おでん・寿司 |
| 🌟 評価 | ★4.0 / 5.0 |
| 💰 予算目安 | 夜 ¥6,000〜¥8,000 |
| 📝 注文スタイル | テーブルオーダー / カウンター |
| 💳 決済 | クレジットカード可 |
| 🚬 禁煙情報 | 全席禁煙 |
| 🪑 席タイプ | カウンター・テーブル |
| 🧳 雰囲気 | 清潔感があり活気あふれる、女性一人でも入りやすい空間 |
🍶 ちょこっと歴史:江戸の町を支えたファストフード「おでん」
おでんのルーツを辿ると、なんと室町時代の「豆腐田楽(とうふでんがく)」にまで遡ります。竹串に刺した豆腐に味噌を塗って焼いた素朴な料理が、江戸時代に大きな変化を遂げました。
当時の江戸は、全国から集まった独身の男性労働者で溢れかえる巨大都市!手軽にサクッと腹を満たせる屋台文化が大繁盛し、その中心にあったのが、出汁でじっくり煮込んだ「煮込み田楽」——つまり現在のおでんの原形だったんです。
仕事帰りに屋台の灯りに吸い寄せられ、一杯の酒と一緒に湯気立つおでんを頬張っていた江戸の町人たち。「手軽で、粋で、心から温まる」というファストフードとしての精神が、この「にのや」のモダンな空間にもしっかり引き継がれています。
🍣 店内の雰囲気とこだわり料理
木目を基調とした明るく清潔感のある店内は、従来の暗い居酒屋のイメージを良い意味で裏切ってくれます。カウンター越しには、なみなみと満たされた大鍋から湯気を立ち上らせるおでんと、手際よく寿司を握る職人さんの姿が見えてライブ感たっぷり。
定番の煮込みネタはもちろん、イイダコや蛤(ハマグリ)といった旬の海鮮、さらにはクロワッサンおでんやカマンベールおでんといった驚きの変わり種まで勢ぞろい!伝統だけに縛られない自由な発想が、メニューのあちこちに散りばめられています。
カウンターでサクッと一人飲み(Solo)はもちろん、大切な人とテーブルを囲むディナーにも使い勝手抜群なお店です。


🍱 いただいたお料理
1. お通し(小鉢2種)

席につくとまず運ばれてきたのが、丁寧にとられた澄んだ出汁の香りが立つふたつの小鉢。
やさしい塩梅の味わいが、旅の疲れが残る身体をじんわり解きほぐしてくれます。「この店の出汁、絶対おいしい!」と確信させてくれる素晴らしいスタートでした。
2. 定番おでん盛り合わせ(大根・ちくわぶ等)

出汁がしっかり染み込んだ分厚い大根と、関東ならではのモチモチちくわぶ。
お箸を入れると、すっと底まで通るくらい柔らかく煮込まれた大根は、口に入れた瞬間にジュワッと出汁の旨味が広がります。素朴だけど、仕込みの丁寧さが伝わる納得の美味しさです。
3. 蛤(ハマグリ)のおでん

透き通ったスープに、ぷりっと大きな蛤とシャキシャキのわかめ、三つ葉が添えられた風雅な一鉢。
おでん出汁にハマグリの濃密なエキスが溶け込んでいて、スープのコクが段違い!思わず最後の一滴まで飲み干したくなっちゃう絶品でした。
4. 飯蛸(イイダコ)のおでん

器の中で一際目を引く、まるごと一匹入ったイイダコのおでん!
インパクトのある見た目ですが、食べてみると驚くほど柔らか。噛むたびにタコ自体の旨味と優しい出汁が合わさって、冬から春への訪れを感じさせてくれる贅沢な逸品でした。
おまけ お寿司/巻物📜

💭 帰り道
ロンドンで暮らしているからこそ、東京に戻ってくるたびにこの街の「食の層の厚さ」には毎回感動させられます。
おでんや寿司という伝統を大切にしながらも、堅苦しくならずに誰もが気軽に楽しめる現代的なスタイルに仕上げている「にのや」。
湯気の向こうに見えるのは、江戸の昔から変わらない「安くて、旨くて、心地よい」という粋なもてなしの心。大門の夜風を感じながらお店を出るとき、心も体もぽかぽかに温まっているのを感じられるはずです!

